蒔絵

万年筆に蒔絵を施すにあたり、私共では、そのベースとなるしっかりとした『塗り』が出来る技術を伝統の輪島に求め、また、その塗りを最大限に引き出し得るキャンバスとして、漆の吸収が適度なエボナイトの選別を始めました。 これらの準備の後、塗り、溜塗、呂色仕上げ等の試作から最初の蒔絵万年筆が仕上がるまでにさらに1年半を費やし、ここにようやく中屋としての蒔絵万年筆を発表させていただくことになりました。 輪島の蒔絵職人と中屋の職人とのコラボレーションによる、見れば見るほど、使えば使うほど味が出る細かい細工を施した本格的な蒔絵万年筆。今後も世界に誇れる日本の伝統の美を追求していきたいと考えております。
蒔絵の施された中屋の万年筆
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