- 布着せ・着せ物削り工程
- 布を着せることによって万年筆が割れたり欠けたりしないように補強します。そのあと、布の重なったところを削って平らにします。
- 下地一辺地・二辺地工程
- 塗厚を保ちつつ塗が剝げにくくするため輪島地の粉を使って丈夫な下地を施します。
- めすり工程
- 下地研ぎのあと、小さなでこぼこや穴を錆漆で埋めます。
- 中塗・上塗工程
- 中塗は塗面をきめ細かく平らにし、上塗漆が下地に染み込まないようにします。上塗はきれいに塗を仕上げます。
- 拭き漆工程
- 塗面のごみやでこぼこを研いできれいにし、生漆をすり込みます。
- 荒削り工程
- 全体の彫り位置のバランスをとりイメージ通りに仕上げるため一気に彫ります。
- 仕上げ削り工程
- 布目をだしながら、より彫を際立たせるために角をきれいに立てていきます。
- 朱塗仕上げ工程
- 削ったところに漆を塗りこみます。