よくあるご質問
① インクが出ない
万年筆は、しばらく使わずにいますと、インクが固まって出なくなってしまいます。まずは、ペン先をぬるま湯につけてお手入れしてみてください。詳しい方法はこちらです。下の「お手入れ方法」ボタンを押してください。それでもインクが出ない場合は、担当職人が洗浄・調整をさせていただきます。
② 書く時、カリカリ音がする
万年筆のペン先は、二つに割れています。その左右がぴったりくっついていて当たっている場合にこの音がしますが、特に異常ではなく、問題はありません。割れている部分の間隔が少ない万年筆でも、傾けがない持ち方、つまり万年筆をまっすぐに持って書きますと、平均的に力があたり、ペン先が左右に開くので音はしません。しかし、殆どの右利きの方は、意識していなくても万年筆を左に倒して使っているため、ペン先の割れている部分の間隔が狭い万年筆をお使いになると、ペン先の左右の金属が当たってこの音がするのです。上記のように音がしても問題はありませんが、気になる場合は(ペン先のサイズにもよりますが)調整可能です。
③ ペン先にインクがにじみ出ている
これは、異常ではなく、普通のことです。ハート穴からインクがにじんでいて、書く度に何かで拭かなければならない、というお話をよくおききしますが、むしろそこにインクが出る位の方が、ペン先の金属部分とペン芯の密着度が良いくらいです。くれぐれも、ティッシュなどで拭かないようご注意ください。ペン先にティッシュの繊維が詰まり、書けなくなってしまいます。しかしながら、「にじみ出るインクの量が多い、どうしても気になる」、という方は、職人がペン先の調整をすることによって、インクの量を調節することができます。
④ かすれる
ペン先が汚れていることが考えられます。まずは、お掃除してみましょう。
それでもインクがかすれる場合は、担当職人が洗浄・調整をさせていただきます。
⑤ インクを取り替える場合どうすればいいの?
インクは、それぞれ内容物が異なります。混ざると化学変化をおこし、故障(インク詰まり)の原因になることがあります。上記の事からインクを交換する時は、一度ペン先の洗浄をしましょう。洗浄方法の詳しい説明はこちらです。
⑥ にじまないインクがほしい
万年筆のインクはにじむから、と万年筆自体を敬遠している方も多いと思いますが、「カーボンブラックインク」をご使用いただければ、
水分でにじむことはありません。
カーボンブラックインクは、顔料のブラックを使用しているので、日光、湿気、水分によって褪色することなく
記録の保存に最適のインクです。
インクに関する詳しい説明はこちらです。
(プラチナ万年筆「インクでよくあるご質問」もご参照ください。)
⑦ 中屋に直接行きたい。職人と直接話がしたい。
中屋万年筆は店舗・ショールームを持っておりません。また作業を効率的に進めるため、職人、スタッフの電話対応は行っておりません。
誠に申し訳ありませんが、お問い合わせは、メールでのみ賜っております。製品をお手に取ってご覧になりたい場合は、店頭取り扱い店にてご確認ください。
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