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「象嵌(ぞうがん)」風グリップ

国産万年筆全盛時代に一世を風靡した人気の象嵌を中屋風に復刻しました。当時の象嵌の作り方とは異なりますが、外観、質感共に当時の重厚感があるものとなり、この象嵌により絞まったデザインになったと思います。

※象嵌とは、象嵌の「象」はかたどることを意味し、「嵌」ははめ込むことを意味します。象嵌とはある材料を異なった材料にはめ込む技術と、その製品を意味します。今回中屋で復刻したものは、蒔絵の技術を応用したのですのでこの象嵌の完全な定義には合致しませんが、全盛時代のこの象嵌風のデザインと、このグリップ部分の先端がラッパ状に少し広がっているレトロ感のある形状が往時を想起させたものとなればと考えております。

(1)金(24金)の象嵌

(2)ホワイトゴールドの象嵌

希少なWhite Gold象嵌です。曲面部分にこの小さなホワイトゴールドの切片を象嵌する迄、前工程に時間が掛かりますが、他の象嵌同様に受注生産にて対応致します。色目は貝の物と似ていますが、クリップをWhite Goldにするなどの場合には同じWhiteGoldの象嵌をお選び頂くのがよいかと思います。

【ご注意】
象嵌はブライヤー、セルロイド、アクリル軸及び革巻き万年筆などプラスチック成型されているものには装着出来ませんので予めご承知おき下さい。
他の象嵌と同様に金、銀、貝を装着し漆で固めたのち研ぎ出している為、この象嵌部分は露出していますので、特に貝の象嵌の場合には、万年筆のご使用が終わりましたら、手の汗や油を綺麗にふき取ってください。貝が変色する恐れがありますので、白色の象嵌の場合は貝ではなく、下記のホワイトゴールドをお勧めします。

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