新作万年筆【革巻き(茶利革)】をご紹介させていただきます。
2023.04.10
今回の新作は「茶利革」を使用した革巻きの万年筆です。
カバーとネジ部分に金属材料を使用した低重心設計になっており、中屋の定番の漆塗りの万年筆に比べて重さのある、
重厚感を感じる仕上がりとなりました。
革の色は黒色のみですが、クリップ、各パーツ、ペン先の色を変えることでカスタマイズが可能です。
カスタマイズなしの場合は金属部分はゴールドになっております。
【カスタマイズ例】
マットロジウム:ゴールドの華やかさとはまた違った、上品さのある仕上がりになります。
商品ページはこちら。金属パーツはクリップの色と同じ色に変更可能ですので、クリップページをご参照ください。
その他、ご不明な点はメールにてお問い合わせください。
【茶利革】とは明治初期において、日本の皮革製造技術を向上させるために海外から
技術者チャールス・ヘンニクル氏を呼びその指導を受けて製造した革のことで、氏の愛称チャーリーから名付けられたそうです。
植物の渋で鞣された山羊革に縦横斜めからの手揉みを繰り返し行って革の表面を隆起させ、深い凹凸をつけます。
多くの工程を人の手で行なっているため、技術を持った職人にしかつくる事ができないと言われる、
日本独自の希少で非常に美しい革で、鞄の素材として利用されてきました。